年暮れメルシーの会  

年暮れメルシーの会  

〜bonne pomme 感謝祭〜

2023
12月17日(日)10:30—12:00 (6席)

        13:00—14:30 (2席)
     

12月22日(金)10:30—12:00 (満席御礼)

        13:00—14:30 (満席御礼)

12月23日(土)10:30—12:00 (6席)

        13:00—14:30 (1席)
      

・bonne pomme アトリエ
     広島市東区牛田本町2丁目7ー16

 駐車場 私地内に4台程度駐車可能
     近隣にコインパーキングあり

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12月29日(金)10:30—12:00 (満席御礼)

        13:00—14:30 (満席御礼)

        15:30—17:00 (5席)

        18:00—19:30 (3席)

・浜本ビル405号室 小さな貸し部屋
     広島市中区本川町2丁目1−4

     近隣にコインパーキングあり

・フルーツケーキと自家製ハーブティーのお茶会

・フクビキ
 (b.p.ハンドメイドのものなど。
  はずれくじなし)

・この機会にオーダーなどご相談があれば、
 伺います。
 (期日のんびりでよかったら。)

・当日は給仕したり、
 うろうろしていますので、お声かけしてくださいね
 

・これまでつくりためていたものも
 すこーし展示しております。

・お時間 1時間半

・お代金 2000円(当日)

・ご予約制

・会場が日程にともない2つあります。
 ご予約の際はご注意くださいませ。

・ご予約方法

1、新規のお客様の場合

 bonne pomme ホームページ内 
    ↓
「 contact 」
    ↓
 bonne pommeLINEはこちら をタップ
    ↓
   友達追加
    ↓
  ・お名前
  ・電話番号
  ・ご希望日時
 ご記入にて、送信
    ↓
 bonne pommeよりお席確定の返信
 (1〜2日以内)
    

2、bonne pomme公式LINEで繋がっているお客様
 
  ・お名前
  ・電話番号
  ・ご希望日時
 ご記入にて、送信
    ↓
 bonne pommeよりお席確定の返信
 (1〜2日以内)
      
 

 
 
・お酒を使用した大人のお菓子になりますので、
 お子様のご予約はご注意くださいませ。

(飲酒運転で捕まる範囲の
アルコール量ではないと思いますが、
 個人様でご判断くださいませ。)
ちなみにわたしはアルコールに敏感ですが
全然酔っ払うほどではありません。

・材料:バター、米粉、卵、くるみ使用
 アレルギーの方はご注意くださいませ

・Instagram受け付けはお休み中

2023年暮れメルシーの会bonne pomme 感謝祭

こんにちは。
いつもありがとうございます。

銀杏の落ち葉で彩られらた黄金色の並木道は、
素朴なマフラーと手袋が似合いますね。

いかがおすごしでしょうか。

今日はすこし長くなりますが…
もしお時間がゆるせましたら
しばらくの間、お付き合いいただけますと幸いです。

初冬
皆様へbonne pommeからのレターは
一年ほど前にさかのぼるところから始まります。

昨年11月の誕生日に恒例のアップルパイを焼き、
実家に向かいました。

としちゃん(母)、わたし、娘の3代で
テーブルを囲み談笑していると、
ふと母が、
「床下収納庫を開けてみてほしい」というのです。

なになに、と言いながら、
「よいせ」と収納庫を開き覗き込むと
年季の入った梅酒の瓶(たくさん!)などと一緒に
古いメモののった大きな容器が置かれていました。

今年85歳の彼女はまだ若かりしころ
(たぶん、今のわたしの年代)、

1年間漬け込んだミンスミート
(=ドライフルーツやナッツ、スパイス、
蒸留酒などと合わせて漬け込んだもの)を
たっぷり混ぜこんで焼いたフルーツケーキを
11月に60本ほど焼いては、
毎年お歳暮としてお世話になった方々へ
贈り届けるのを長く習慣にしていました。

私たち家族もクリスマスやお正月には、
ブランデーを纏い熟成された
大人の味のしっとりとしたそのケーキを
薄くスライスして大事にいただいていました。

実家のクリスマスケーキはこのケーキか
母の作るブッシュドノエルでした。

さて、そのシミのあるメモには「2008年」の文字と
漬け込まれたドライフルーツの材料が記されていました。

おそるおそる蓋に手をかけ開いてみると、
中には想像を超えた熟成された
深いドライフルーツ類の香りと
蒸留酒の入り混じった香り

すべてが一様に漆黒となったモノたちが
容器いっぱいに入っていて、
衝撃のあまりわたし達は声をあげていました。

それでも肝の据わった母は、想定内ね、
というような表情をしており、

反面わたしはうろたえつつ恐々とその端くれを
指につまみ取って匂いを嗅ぎ嗅ぎ
口にしてみたのです。

母が「大丈夫。うん、大丈夫。」
と重ねていいました。

疑り深いわたしは、
ほんとう? ほんとに?と
心の中で呟いていました。

そしてだんだんと、うん。大丈夫なのかも。
という確信に変わっていきつつ・・

・・時はまた流れ
一年後となる今年11月。

母の手足となり、2代目がエプロンをつけて
その15年眠り続けたラスト・フルーツたちを
よしよしとなだめ起こすことになりました。

実家に3日通って焼いたパウンドケーキは
試作を含め70本余り。

今、としちゃんは折しも腕を負傷して
不自由な怪我人となっており、

それでも監督としてそばに座ってくれていたり、
不自由な手でゆっくり型にペーパーを
敷きこんでくれたり、
腰が痛いと途中でベッドにもぐったり、

出来上がったケーキに
ブランデーをたっぷりこと刷毛で
塗る係となってくれました。

ケーキづくりが始まるまでは
痛みで冴えなさそうにしていていましたが、

何年かぶりに点火するオーブンと
ケーキが膨らみ上がる様子に
その心にもふたたび炎が灯り膨らんだのか、
オーブンの前に丸イスを置き
ずっとワクワクした様子で眺めていました。

お菓子は食べるのも幸せだけど、
作るのも幸せなんだなあ、と
そのまあるい後ろ姿を見つつ、
手をせっせと動かしづづけました。
(余裕なく、とにかくせっせと焼きまくりました)

過去・この先・今、bonne pomme と
ご縁くださるすべて皆様にも
ぜひこのとしちゃん直伝フルーツケーキを
ご笑味いただければと思います。

そういえばわたくしことですが、
bonne pomme も気がついてみると
ぼちぼち20歳頃なのではないかと。
(正式な誕生日が残っていませんけど。)

かくいう自分も昨年還暦を授かり、
千鳥がけのように行きつ戻りつ
歩いてきたことを振り返ると

ここまで無事に過ごさせていただいた感謝と
長く長く皆様に可愛がっていただいた感謝で
心がいっぱいなのです。

すっかり涙もろく、
すぐに喜びで満杯になってしまうこの頃

熟成のフルーツケーキと自家製ハーブティー、
年末にちなんで古民家で福引きなんていかがでしょう。

あ、そうそう。
ケーキの中には今年の
 bonne pomme (紅玉りんご)も
入っています。
しかし、これも1か月で
黒く染められたりんごになってしまった、、
んですけれどね。

でも大丈夫。だいじょうぶ。

このケーキをせっせとオーブンに入れながら
いつも優しくて可愛くて、癒されるだいすきな皆様の
たくさんの笑顔にお会いしたい気持ちが
どんどん高まっていきました。

おひさしぶりになっている方も
この機会にどうぞご遠慮なくお顔を
みせてほしいのです。

そして、はじめましての方ももちろん大歓迎。

すきま風の寒さも増す古民家のおうちですが、
石油ストーブの匂いと
キャンドルの灯火と

レトロなる小さな年末の時間を
ぜひぜひ味わいにお運びくださいませ。

お会いできるのをたのしみに、
たのしみにお待ちしています。

長い長い話を
最後までご拝読ありがとうございました。

皆様もどうぞお健やかに
よい年の締めくくりをお迎えくださいませ。

広島市のbonne pomme店主 香川みなこ